【我が家の海外移住計画】決意した経緯と、移住先発表!

皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。

新型コロナウイルスがいなくなった訳ではありませんが、各国の海外渡航制限が緩和され、コロナ禍以前のように海外と日本を行き来出来るようになりましたね。

皆さんの中でも「今年、もう海外旅行に行ったよ!」という方がいるのではないでしょうか。

しばらく行けなかった分、海外旅行熱が高まっているよね~。
更紗
私は9月に海外旅行に行く予定です。今からワクワクしています!

過去記事でも公表しましたが、私は2024年中の海外移住を目指しています。

どうしてそんなことをするのか…今回の記事では、海外移住を決意するまでの経緯、海外移住後の計画についてまとめました。

私のように「子どもの教育のために海外移住をしてみたい」と思っている方には参考になることがあると思います。

是非ご一読ください!

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子どもをインターナショナルスクールに入れてみた

我が家の第一子は、一歳半からインターナショナルスクールに通い始めました。

「一歳半からスクールに入れるなんて早過ぎる!」というご意見もあるかもしれませんが、うちの第一子は当時、専業主夫の夫と二人っきりで過ごすことにマンネリを感じていた様子でした。

それなら「沢山遊んでくれる先生や友達と、ただ楽しく過ごしてくれたらいいな。」と思い、現在のスクールに入園させてみました。もちろん、英語力もついでに身に付けばいいな…という下心もありました(笑)。

そこはモンテッソーリ教育やレッジョ・エミリア教育を複合的に取り入れている、少人数制のアットホームなスクールで、第一子も安心して過ごせる環境でした。そこからもう丸2年、現在も元気いっぱいに通い続けています。

第一子はお喋りだったこともあり、日本語でも英語でも会話力がぐんぐん伸びていきました。「自宅では日本語、スクールでは英語」と使い分けたり、私が英語で話しかけると英語モードに切り替えたりと自由自在です。日本語も英語も、私よりも正しい文法で喋るのでビックリしています…。

更紗
私は生まれた時から日本に住んでいますが、だんだん日本語が苦手になってきました(笑)。

第一子は、日本語でも英語でも絵本や動画を楽しんでいて、現状を喜んでくれているように思います。現在のスクールには感謝の気持ちでいっぱいです。

しかし、もうすぐ4歳になる第一子にとってスクールが手狭になってきたこと、未就学児までしか受け入れていないことを鑑み、「もっと豊かな経験が出来る環境を与えてあげたい」と、このタイミングでの海外移住を決意しました。

国内の別のインターナショナルスクールに通うという選択肢はなかったの?
更紗
それも考えましたが、私の求めるものとは違いました。国際社会において、海外で暮らした経験は子どもたちの将来に必ずプラスになると思います。

移住先発表!東南アジアのマレーシアに住みます!

ここで、私の海外移住先を発表します。

…じゃーん!マレーシアです!

日本とマレーシアの位置関係 ネット上から拝借

マレーシアは、東南アジアの一国です。マレー半島(タイ、シンガポールと隣接)とボルネオ島(インドネシア、ブルネイと隣接)に分かれています。

マレーシア(オレンジ部分) ネット上から拝借

財団法人ロングステイ財団の「ロングステイ希望国・地域」ランキングで14年連続1位(2006年~2019年)だったり、

一般財団法人 ロングステイ財団

2020年第4号(2020年12月2日)「ロングステイ希望国・地域2019」トップ10を発表 プレスリリース …

アーティストのGACKTさんが移住した国であるということで、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有…

私はマレーシアへの渡航経験も無く、海外移住を決意してからマレーシアについて調べまくったのですが、とっても魅力的な国なんです…!

別に求められていないかもしれないですが(笑)、私が「マレーシアに移住したい!」と思った主な理由をここで紹介させていただきます。

  1. 日本人が住みやすい
  2. 国際色豊かで多様性を認める国
  3. インターナショナルスクール大国
さすが14年連続1位を獲得しただけあって、日本人が住みやすい理由は下記の様に沢山あります!
(当然個人差もあるので、誰にでも当てはまるわけではないですけどね。)
  • 治安が良い:治安の良さは、Global Peace Indexで測ることが出来ますが、2023年の調査結果ではマレーシアは世界第19位、アジアの中では第4位(ニュージーランド、シンガポール、日本に次ぐ)を誇っています。コンドミニアムには守衛が常駐しておりセキュリティが充実しています。とはいえ日本と同様の注意は必要です。
Vision of Humanity

GPI presents the most comprehensive data-driven analysis to-…

  • 物価が安い:日本の1/3~1/2程度の生活費で暮らせると言われています。ということは、日本と同じ生活費でも少し贅沢が出来る可能性があるということですね!
  • 食事が美味しい:安くて美味しい、多国籍の料理が揃っています。食を重視するGACKTさんが「世界一食事が美味しい国」と言っていました!
  • 日本との時差が1時間:日本の方と連絡を取る上では、時差は極力無い方がいいですね。
  • 親日国家:マレーシアは、日本の経済発展に倣う「ルック・イースト政策」をとっていたこともあり、日本食レストランが多い、日本ブランドの店が多い、日本食材・日本製品が手に入りやすいなど、日本とほぼ変わらない生活も可能です。
  • アジア人差別がない:コロナ禍でも増えた人種差別。私はこのため、欧米への移住は考えませんでした。
  • 子どもに優しい:2020年時点でのマレーシアの平均年齢は30.26歳(世界第99位)と、若者が多いです。ちなみに日本の平均年齢は48.36歳(世界第1位)。子どもに優しい文化で遊び場が沢山あり、「泣いている赤ちゃん大歓迎!」という映画館まで!
確かに、めっちゃ良い国だね~!
更紗
子連れでの移住なので、子どものためにもなるべくストレスは低く暮らしたいですからね。
マレーシアは多民族・多宗教・多言語の国で、非常に国際色豊かです。私にとってはこの点も決め手になりました。
マレーシアに住む民族は主に3つあり、人口の多い順にマレー系(約65%)・中華系(約24%)・インド系(約8%)となっています。それぞれの民族の主な宗教はイスラム教、仏教、ヒンドゥー教です。
それぞれの民族・宗教の文化を尊重して、一年中お祭りが行われているそうです。ちなみに、世界最大規模の盆踊り大会も行われています!
また、公用語はマレーシア語です。マレーシアのことを知っている方なら「マレー語じゃないの?」と思うかもしれませんが、マレー語は広義にはインドネシア語も含むのです。マレーシア語は「マレーシア現地のマレー語」、インドネシア語は「インドネシア現地のマレー語」と言えるでしょう。
そして、過去にイギリスの植民地だったため、準公用語は英語です。ここも日本人が住みやすい理由の一つですね。一般的にマレー系はマレーシア語、中華系は中国語、インド系はタミル語を話しますので、英語はそれら民族間の共通言語としても機能しています。
英語だけじゃなく、その他の色んな言語を使う機会もあるって良いよね。
更紗
私もこの教育移住をきっかけに英語を克服して、マレーシア語や中国語を身に付け、子どもと一緒に多言語環境を楽しみたいと思います!
そして忘れてはいけないのが、教育環境ですが…マレーシアはインターナショナルスクール大国なのです。
マレーシア全土で約180校ものインターナショナルスクールが存在し、現在も続々新しいスクールを建てています。母子・父子留学を積極的に受け入れていてビザを取得しやすく、教育移住を果たした先駆者が沢山います。
インターナショナルスクールの種類はイギリス系・アメリカ系・国際バカロレア系・オーストラリア系・カナダ系・フランス系等多くの選択肢があり、通ってみて合わなければすぐに転校することも普通なのだとか。
先駆者が多いということは、教育移住の情報が揃っていて助かるよね。
更紗
本当ですね、ブログやYouTubeで情報収集出来るのは、すごく有り難いです!

我が家の移住パターン

先駆者情報を見ていると、下記のような教育移住パターンがあることが分かりました。

  1. 父親が日本で稼ぎ、専業主婦の母親は子どもの付き添いで移住(母子 or 父子)
  2. 親がフルリモートワークで稼ぎながら移住(家族全員 or 母子 or 父子)
  3. 親がマレーシア現地で稼ぎながら移住(家族全員 or 母子 or 父子)
  4. 子どもが単身移住(インターナショナルスクールの寮で生活)
更紗
私は専属産業医の仕事があるし、夫が専業主夫だから、①のパターンで行くことになるな。

ある夜、夫に「子どもを海外留学させたいんだけど…。」と話したら、「めっちゃいいじゃん!」と大賛成。

私「良かった~、あなた、子ども連れてマレーシアに行ってくれるんだね!」
夫「うーん、俺はいいや。日本にいたいし。」
私「え?私が仕事辞めてマレーシア行くの?」
夫「そうだね…そうするしかないね。」

更紗
まあ、言い出したのは私だし、子どもと離れて暮らすなんて耐えられなさそうだから、いいけど…。

私「じゃあ、代わりにあなた、日本で働いてくれるんだよね?」
夫「…まあ働かなくても何とかなるでしょ!」

何とかならねーよ!働けよ!
更紗
鋭いツッコミありがとうございます。

私「家事も育児も仕事もしないで、日本で何するの?」
夫「バイクを買って、日本中旅をしようかな~。」
…という夫のニート宣言で、このやり取りは幕を閉じたのでした。

貯金だけでもしばらくは暮らしていけるのですが、やはり貯金が目減りしていくのは心配です。私は現在も副業で少し収入はありますが、4人家族を養える程ではありません。また海外で一人で家事・育児をする中副業をする余裕があるのかどうか…。

夫が結婚してすぐ「仕事を辞めたい。」と言った時の私は、「どっちでもいいよ。仕事してもしなくても。」というスタンスだったのですが、それは自分が定職に就いていたから言えたことです。

今後自分たちがどうなるか分からない。子どもの将来のためにも、稼げる時に稼いでおかなければ。

本当は夫の好きにさせてあげたい。けれども、家族の一員として、親として、今回は協力してほしい。

時間をかけて交渉を続けたところ、なんと、うちの夫は「日本に残って働いてくれる」ことになりました!

さすが父親!8年~9年ぶりの就職になるんだね。
更紗
『LIFE SHIFT』シリーズでも、「100年人生では、人々はマルチステージを経験する。」と提言されていましたね。正にそれを実感しています。夫も私も、新しいステージで精一杯頑張りたいと思います。
更紗の医師転職ブログ 

新刊発売前のおさらいと称して、前作『LIFE SHIFT』のまとめを記事にしました。『LIFE SHIFT』は、100年…

仕事を辞めることについての想い

「私はもう一生、専属産業医の仕事をして生きていくんだろうな。」と思っていましたが、海外移住のため、現在の職場での勤務は丸5年で終えることを決意しました。

現在楽しんでいる産業医の仕事を辞めることや、社会人になってから10年以上築き上げてきたキャリアが中断することに対して、残念な気持ちも正直あります。

しかし、「医師の仕事から離れる」という経験も、私の人生において不可欠なもののように思います。きっと、医師の仕事の有り難みや、専業主婦・主夫の大変さを理解することに繋がるだろうと思います。

ポジティブな見方をすると、海外移住は私の「医師以外の仕事」においては好機になることは間違いありません。海外移住すること、多言語を身に付けること、フルリモートワークの副業をしてWebスキルを磨くこと、どれも自分の人生を豊かにする経験になると思います。定職に就きながらだと、どうしてもそれらに十分な時間を割くことが難しいですからね。

更紗
乗り越えなければいけない壁は多いですが、それらを前に呆然と立ち尽くすのではなく、努力して乗り越えたいと思います。何より、海外生活楽しみます!!!

まとめ 海外移住準備、進行中!

移住を果たした訳ではないので、まだ夢は叶っていないのかもしれません。しかし、エージェントさんと連絡を取り合ったり、渡航ワクチンを打ちにクリニックに通ったり、準備を進めています。夢に向かっているこの過程がとても充実していて楽しいんですよね。

まさか、9月の海外旅行って…。
更紗
そうです、マレーシアに移住の下見に行ってきます!

私は海外旅行の計画を立てるのが趣味というくらい大好きで、「医師にならなかったら海外旅行のプランを考える仕事をしたかった」と思っているくらいです(笑)。なので久々の海外旅行にワクワクが止まりません。

しかし、初めて子連れで海外旅行に行くので、考えなければならないことが沢山ありますね。子どもたちがまだ小さく体力的にも心配なので、今回は観光ではなく「マレーシアで普通に暮らす」シミュレーションをしてくるだけです。それでも気候、道路の渋滞状況、子どもの遊び場、スーパーの品揃え、物価等々…チェックするところがいっぱいです!

海外移住の経過について、また報告します。今後もお楽しみいただけたら嬉しいです!

更紗の医師転職ブログ 

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