皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。
先日、私が好きな都市伝説系YouTuber、ミルクティー飲みたいさんをご紹介しました。
実は都市伝説を学んでいると、どんどん人類史に興味が湧いてくるんですよ。
これは私も意外でした!
人類史を語る上で絶対に外せないのが、イスラエルの歴史学者・哲学者であるユヴァル・ノア・ハラリさん。
彼は、世界累計2500万部を突破した世界的大ベストセラー『サピエンス全史』の著者で、
圧倒的な情報量と分析力から知の巨人とも呼ばれています。
『サピエンス全史ー文明の構造と人類の幸福』(著:ユヴァル・ノア・ハラリ、訳:柴田裕之、発行:河出書房新社)
↓ ユヴァル・ノア・ハラリさんの書籍を紹介した過去記事 ↓
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。皆さんは、知の巨人とも呼ばれるユヴァル・ノア・ハラリ氏をご存知でしょうか?彼はイスラエルの歴史学者・哲学者です。圧倒的な情報量と分析力で、これまで著作累計世界2000万部を突破するベスト[…]
ここで「すごい!『サピエンス全史』買って読んでみよう!」と思った方、ちょっと待ってください。
実は、ハラリさんの著作はあまりにも内容が難しく、
大抵の方は「おかしいな…日本語のはずなのに理解できない」という事態に陥ることになります。
そんな挫折経験を抱えていた私ですが、先日、運命的に図書館で出会ったんですよ。
「子ども向けサピエンス全史」とも言える書籍に。
↓ それがこちら! ↓
『人類の物語 Unstoppable Us 〜ヒトはこうして地球の支配者になった』(著:ユヴァル・ノア・ハラリ、訳:西田 美緒子、絵:リカル・ザプラナ・ルイズ、発行:河出書房新社)
『人類の物語 Unstoppable Us 〜どうして世界は不公平なんだろう』(著:ユヴァル・ノア・ハラリ、訳:西田 美緒子、絵:リカル・ザプラナ・ルイズ、発行:河出書房新社)
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。今回はミルクティーを飲みながらお届けしています!実は、今回の記事が当ブログの160記事目になります〜。子どもたちの夏休みもあって、150記事→160記事と10記事書くのに2ヶ月以[…]
【人類の物語】火の使い方を覚えたら賢くなった?
「ヒトは地球の支配者である」
現在、このことに疑いを持つ人は少ないと思います。
だって、地球上に存在する知的生命体は、私たち人類だけなのですから。
ですが何百万年も前、人類は野生生物でした。
他の野生動物より、体格的にも体力的にも劣る人類が、どうやって地球の支配者になったのでしょうか?
<ヒトが地球の支配者になった要因(一部)>
- 棒や石で道具を作り出した
- 火の使い方を覚えた
特に火の有効性については、下記のようなものが考えられます。
<火の有効性>
- 危険な野生生物を追い払う
- 体を温める
- 明かりを得る
- 調理が出来るようになる
実はこの中で、「調理が出来るようになる」というのが要因として最も大きかったとのこと。
というのも、調理が出来なかった時代、ヒトは食事(咀嚼や消化)に大変な時間とエネルギーをかけていたのです。
それが調理が可能になったことで、食事がしやすい(体の負担が減る)→脳にエネルギーが届きやすい→ヒトの脳が発達し賢くなる、という流れが出来ました。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。このページには、これまでブログ内で紹介してきた書籍の一覧を載せています。ご興味のある方は是非チェックしてみてください!※随時更新していきます。※書籍の概要は、販売リンク下の関[…]
【人類の物語】ホモ・サピエンス以外にも人類がいた?
私たち人類の学名は「ホモ・サピエンス」、ラテン語で「賢いヒト」という意味です。
現在、地球上の人類は、全員ホモ・サピエンスという同じ種類のヒトなのです。
でも、それって不思議ですよね。
例えば、一言で「クマ」と言っても、それぞれの国には異なる種類のクマが存在しています。
氷で覆われたグリーンランドにはホッキョクグマ、カナダの山にはグリズリー、ルーマニアの森にはヒグマ、中国の竹林にはパンダ、という風に。
それは、かつて存在していた他の種類のヒトが絶滅してしまったからなのです。
<かつて存在していたホモ・サピエンス以外の人類[住んでいた地域](特徴)>
- 小型の人類[インドネシアのフローレス島](少ない食料で生きられた)
- ネアンデルタール人[ヨーロッパ、中東](脳が大きく強い体を持っていた)
- デニソワ人[シベリア洞窟、アジア](寒さに適応していた)など
ホモ・サピエンス[アフリカ]以外の人類は、どうして絶滅してしまったのでしょうか?
それは、ある日彼らに災難が降り掛かったから。
隕石?噴火?大洪水?巨大地震?
…いえいえ、その災難とは、ホモ・サピエンスそのもののことなのです。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。私は2023年9月頃まで、「いくら本を読んでも、内容をほとんど覚えていない」ということに頭を悩ませていました。自分の記憶力の衰えに絶望し、「たくさん勉強しても、もう成長できないのかな…」[…]
【人類の物語】ホモ・サピエンスが手に入れたスーパーパワー
今からおよそ5万年前、ホモ・サピエンスは、あるスーパーパワーを手に入れ、驚くほど強くなったのです。
ホモ・サピエンスは世界中に広がり、その土地の食物を採りつくし、狩り尽くし、食べ尽くしました。
他の人類は飢えて死んでしまった、もしくはホモ・サピエンスを止めようとして命を奪われてしまったと考えられています。
私たちホモ・サピエンスが他の人類を絶滅させたのです。
ところで、ホモ・サピエンスが手に入れたスーパーパワーって、一体どんなものだったのでしょうか?
それは、「ストーリーを創り、大人数で共有する力」です。
他の人類は、顔見知りのわずかな人数としか協力することが出来ませんでした。
一方ホモ・サピエンスは、スーパーパワーのおかげで、よく知らない人たちとも協力することが出来ました。
それにより、ホモ・サピエンスの下には多くの知見が集まり、同じ目的に向かって大人数で行動することで、
他の人類を圧倒することが出来たのです。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。当ブログは「働き方に悩んでいる臨床医」を対象に情報提供をしていますが、特に読書を通して学び続けることを推奨しています。私は医師転職サイトを利用して臨床医から専属産業医に転職し、労働条件が[…]
【人類の物語】現代でも発揮しているスーパーパワーとは
どうやってホモ・サピエンスがそのスーパーパワーを手にしたのかは、まだよく分かっていないそうです。
しかしここで大切なのは、スーパーパワーがどのようなことに役立つかということ。
なんせ、スーパーパワーを手にすると、「物語で世界を支配することが出来る」ようになるんですからね。
例えば下記のようなものは、実態がなくとも、「皆が同じ物語を信じているから機能している」と言えるのです。
<現代でも発揮されているスーパーパワーの一例>
- 宗教
- スポーツ
- 会社
- 法律
- 貨幣
- 国家
- 民主主義 など
リタイアの考え方には、宗教が関係している?皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。池上彰さんの著書、『私たちはどう働くべきか』(著:池上 彰、出版:徳間書店)を読んでいたら、”リタイア”について興味深い考察が書かれていたの[…]
【人類の物語】ヒトは信じる物語を変えることが出来る
大人数で協力するという特徴は、アリ、ミツバチ、シロアリなどの「社会的昆虫」にも認められますが、
ヒトと大きく異なる点があります。
それは、「社会的昆虫」は協力する方法を変えることはない、ということです。
例えば、調達アリは食料を探し、女王アリは卵を産むという役割が決まっています。
ある日調達アリが女王アリに逆らい、自ら女王の座につこうとする…などということは絶対にありません。
例えばフランス王政について、フランス国民は1000年以上に渡り、下記のようなストーリーを信じていました。
「神様が選んだ人がフランスの初代国王になった」
「国民は王様のために食べ物を差し出し、宮殿を建設し、戦場に赴かなければならない」
「神様は、男子を女子よりもずっと賢く・勇敢に作ったので、フランス王国を統治出来るのは男子だけ」
ですがこれらのストーリーを「くだらない」と思い、信じることをやめた国民たちによって、フランス革命が起こりました。
現在、フランス国民は、また別の新たな物語を信じています。
フランスの大統領を選挙によって選び、その大統領が気に入らなくなったら、また別の人を選挙で選びます。
男子でも女子でも、大統領になってもいいと考えています。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。皆さん、夏休みいかがお過ごしでしょうか?我が家は7月18日から子どもたちの夏休みに突入していて、丸一ヶ月が経過しようとしています。予定を詰め込みまくっていたし夏休みの課題もこなさ[…]
【人類の物語】オーストラリアに到達した時、ヒトは地球の支配者になった
約7万年前、ホモ・サピエンスの祖先は、住んでいたアフリカを離れました。
どこまでも歩いていって、陸が途切れたらいかだを作り、大海原へ漕ぎ出しました。
そして約5万年前、人類はオーストラリアに辿り着きました。
このことは、実は歴史上で最も重要な出来事のひとつだったのです。
この瞬間、人類は世界中で一番危険な動物になりました。
この瞬間、人類が地球の支配者になりました。
当時、オーストラリアには多様な大型動物が生息していましたが、
人類がオーストラリアに辿り着いてまもなく、それら大型動物たちはすべて絶滅しました。
もちろん、ホモ・サピエンスが、例のスーパーパワーを発揮したからです。
ホモ・サピエンスはそんなことを世界中で繰り返し、約4000年前にはマンモスも絶滅しました。
「余白のある暮らし」のススメ皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。皆さんの生活には「余白」、ありますか?私は最近、体調を崩したことをきっかけに「余白のある暮らし」を心がけるようになりました。「余裕のある暮らし」と[…]
【人類の物語】スーパーパワーがシロナガスクジラを守った
シロナガスクジラは史上最大の動物で、長さは30メートル、重さは150トンを超えることがあります。
しかし約50年前、シロナガスクジラは絶滅の危機に瀕していました。
捕鯨専門の会社による乱獲が原因です。
このままでは、シロナガスクジラまでもが、人類のスーパーパワーのために絶滅してしまう。
そんな時、一部の人たちが、「シロナガスクジラを救うために」スーパーパワーを発揮したのです。
彼らは新聞社に手紙を書いたり、政治家に嘆願書を書いて署名をしたり、デモ隊を集めたり…という活動を続け、
遂に、世界中の政府が捕鯨禁止の法律を通過させ、条約に署名しました。
とはいえ、今でもまだ、シロナガスクジラに絶滅の危険が迫っているという状況は、大きくは変わっていません。
↓ 本書には記載がないので、補足します ↓
<商業捕鯨の禁止について>
| 1982年 | 国際捕鯨委員会(IWC)で決定される |
| 1988年 | 日本は商業捕鯨から撤退し、その後は調査捕鯨のみ行うように |
| 2019年 | 日本はIWCを脱退し、商業捕鯨を再開 |
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。関東もいよいよ梅雨入りしましたね〜。更紗私は元々「気象病」の気があり、梅雨時はよく頭痛・眠気・めまい・動悸などの症状が出現するんですよね。個人的には、そういう時は横に[…]
おわりに
今回は、『人類の物語 Unstoppable Us 〜ヒトはこうして地球の支配者になった』の内容を、極限まで分かりやすくまとめました。
いかがでしたでしょうか〜。
私たち人類が狩猟採集をして暮らしていた時代、
他の動物を狩り食料にすることは、自分たちが生き延びるために必要なことでした。
しかし、そんな必要がなくなった現代でも、私たちは動物を狩り続けています。
そう…お金や娯楽のために。
そんな私たちが、昨今クマの出没に悩まされているというのは、無関係ではないと思います。
それは自然界からの警告なのではないでしょうか。
人類史に興味がある方は、是非『人類の物語 Unstoppable』シリーズを読んでみてください。
私たち人類の営みについて、深く考えるきっかけになるはずですよ。
では、また!
『人類の物語 Unstoppable Us 〜ヒトはこうして地球の支配者になった』(著:ユヴァル・ノア・ハラリ、訳:西田 美緒子、絵:リカル・ザプラナ・ルイズ、発行:河出書房新社)
『人類の物語 Unstoppable Us 〜どうして世界は不公平なんだろう』(著:ユヴァル・ノア・ハラリ、訳:西田 美緒子、絵:リカル・ザプラナ・ルイズ、発行:河出書房新社)








