【貯める力を鍛えよう!】日本と海外二拠点生活の節約術

皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。

いきなり皆さんに質問ですが、医師になってから金使いが荒くなっていませんか?

ぎくっ!
更紗
私も思い当たる節があります…。

私の初任給は約40万円でした。当時、別の病院の初期臨床研修医と比べてもまあまあ良い方でした(ただし残業代は0円)。

ついつい調子に乗った私は、7万円の料理教材を購入してしまいました。料理関係で仕事をとるつもりならともかく、医師に7万円の料理教材は要らないだろう…。

それに、自分が自分のために使うお金だけではなく、

看護師さんや後輩に奢ったり(私は奢るのが好きなので全然構いませんけれどね)、飲食店にぼったくられたり(残念ながら被災地支援時に何度もこういう目に遭いました)…といったことでもドンドンお金がなくなっていきました。

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毎日命がけで激務をこなしてやっと稼いだお金なのに、こんなに簡単に手元を離れていく。

「一体いつまでこんなに苦労して働き続けなければいけないのか」「もっともっと稼がないと生活できない」と、私は絶望を感じ、お金に追われながら生きていました。

そう、『本当の自由を手に入れる お金の大学』(著:両@リベ大学長、発行:朝日新聞出版)に出会うまでは。

当ブログで何度も紹介しているのでご存じの方も多いと思いますが、まだ読んでいない方には購入を強くオススメします!

本書では経済的自由(働いても働かなくてもいい状態)を達成する仕組みを分かりやすく解説してくれていて、

この本に書かれていることを実践したおかげで、私は「ガツガツ稼がなくても穏やかに暮らせる生活」を手に入れることができたのです。

働いても働かなくてもいいって…そんな夢みたいなこと実現できるの?
更紗
著者の両学長さんは、そのために「お金にまつわる5つの力を鍛えよう」と仰っています。

<お金にまつわる5つの力>

  1. 貯める力:支出を減らす力
  2. 稼ぐ力:収入を増やす力
  3. 増やす力:資産を増やす力
  4. 守る力:資産を減らさない力
  5. 使う力:人生を豊かにすることにお金を使う力

当ブログではこれまで、「稼ぐ力」についての記事はたくさん書いてきたのですが、

今回の記事では、誰もが真っ先に取り組むべき「貯める力」について、我が家が実践していることを書きました。

過去の私のように、お金に追われて苦しんでいる方にとっては、有益な情報があると思います。

是非ご一読ください!

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【貯める力】6大固定費を見直そう

「貯める力を鍛えよう」と言うと、「ケチケチしろってこと?何かカッコ悪い」と思う方もいると思います。

しかし、本書での「貯める力」の定義は「生活の満足度を下げずに支出を減らす力」

「貯める力」を鍛えることは誰にでもできるし、すぐに成果が出せます。だからこそ一番始めに取り組むべきなのです。

どうすれば「貯める力」を鍛えることができるの?
更紗
まずは下記の6大固定費を見直しましょう!

<6大固定費を見直そう>

  1. スマホは格安SIMに変えよう
  2. 電力会社を乗り換えよう
  3. 保険を正しく見直そう
  4. 賃貸物件に安く賢く住もう
  5. 車の必要性を見直そう
  6. 節税しよう

ちなみに、私は日本在住時、①〜③にすぐに取り掛かりました。

スマホの通信費は月1万円から3,000円台になり、電力会社をわずかでも安い方に乗り換え、不要な保険(夫に無理矢理入れられた)は解約しました。

ただ、夫に「格安SIMにしなよ〜」と言っても「めんどくさい」の一言で、未だに夫はスマホ通信費月1万円のままです…。まあ夫といえど他人なので無理強いはできません。

④〜⑥は、既に一軒家購入済だったこと、絶対に車が必要だったこと、当時それ以上の節税が現実的ではなかったことから取り組んでいません。

それぞれの項目の詳細は、『本当の自由を手に入れる お金の大学』(著:両@リベ大学長、発行:朝日新聞出版)にこれでもかというほど丁寧に書かれていますので、ご興味がある方は是非購入して読んでみてください。

そして!うちの夫のように「めんどくさい」と躊躇せず、すぐに実践してください!

そうしないと何の成果も得られません(当たり前)。

【貯める力】大公開!日本とマレーシアの生活費比較

皆さんご存知の通り、我が家は現在、日本(夫)とマレーシア(私・子ども2人)の二拠点生活です。

二拠点生活なんて、絶対に固定費高いよね?
更紗
それがそうでもないんですよ。マレーシアは基礎生活費が激安なんで。

マレーシアの基礎生活費がどんなものなのか、気になりますよね?(全然気にならなかったらごめんなさい)

ここで我が家の基礎生活費を、日本とマレーシアで比較してご紹介します!

<日本とマレーシアの基礎生活費の比較(2024年6月時点)>

1RM=33JPYで計算

マレーシアでの基礎生活費(JPY)

【大人1人・子ども2人】

日本での基礎生活費(JPY)

【大人1人】

自宅WiFi3,3936,135
スマホ通信費1,28710,000
自宅水道代6600
自宅電気代2,2919,180
自宅ガス代08,063
合計7,63133,378

※日本の自宅は井戸水を浄水器に通して使っているので、水道代0円です。

※マレーシアのコンドミニアムはオール電化ですので、ガス代0円です。

…どうですか?あくまで我が家の場合ですが、日本の基礎生活費はマレーシアの基礎生活費の4.5倍という結果になりました。

マレーシアの基礎生活費を「安い!」と感じた方が多いのではないでしょうか。

マレーシアの通信費について

自宅WiFiもスマホも、使い放題プランで快適です。

もっと高速通信が可能で高めのプランもありますが、我が家には不要ですね。

マレーシアの水道代について

うちのコンドミニアムには浴槽がなくシャワーのみです。

日本のように毎日浴槽にお湯を貯めていたら、水道代ももっと高くなるでしょうね。

マレーシアの電気代について

実はマレーシアの電気代は、5月は5,728円だったんですよ。それをどうやって半額以下の2,291円にしたのか。

私が思いつきで実践したのは、使わない時はテレビ・電子レンジ・洗濯機の主電源をOFFにすること。(待機電力をゼロにする)

たったこれだけで電気代って安くなるんですね〜!電気代が高くて困っている方は是非やってみてください!

また、「マレーシアって常夏だからエアコン代かかりそう」と思う方も多いと思いますが、私はほぼエアコン使いません。

マレーシアのコンドミニアムは、各部屋の天井にファンが付いているので、ファンを回すだけで快適に暮らせます。

夜に洗濯物を部屋干ししているので、一晩(10時間くらい?)はエアコンの除湿機能をつけていますけど、それでも全然安いですね。

それよりも、日本の方が酷暑で大変そうです…日本にいる夫も「ごめん…節電しようと思ったけど暑すぎてエアコンつけてる」と言っていました。

節電といっても、ご自分の健康を害さないように冷房・暖房は上手に使用しましょう。

マレーシアの交通費について

「マレーシアにはGrabという配車アプリがある」ということは過去記事でもご紹介しました。

Grabは日本では考えられないほど安い料金で車を呼ぶことができますが、子どもの送迎や買い物で毎日のように使用していると、当然塵も積もれば山となる。

また金額の話だけではなく、私は何だかんだGrabを使用することにストレスを感じるので(チャイルドシートを着けずに子どもを車に乗せること、車がつかまるか分からないハラハラ感など)、私はマレーシアでは新車を購入して運転しています。

『お金の大学』には、「どうしても車を買うなら新車ではなく中古車で」と書かれているのですが、マレーシアの新車は日本と比べて安いです。私は当時のレートで約150万円で買えました。

逆に…他の方の体験談で見たのですが、マレーシアで苦労して中古車を購入したものの、「かなり状態が悪い上に新車より5万円安いだけだった」とのことで、大変悔しい思いをされたんだそうです。

その体験談を参考にさせていただき、日本にいるうちに新車を購入し、移住して数日後に納車してもらいました。

もちろん安い買い物ではありませんが、コストパフォーマンス・タイムパフォーマンス・子どもたちの安心安全を考えれば安いものです。

ちなみに、マレーシアのガソリン代は日本の1/3程度(60円/Lくらいです)、高速道路料金も激安(一区間15円?くらい)なので、思う存分ドライブを楽しんでいます!

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マレーシアの家賃について

上記の表には敢えて書いていなかったのですが…マレーシアの家賃がちょっと高くなっちゃったんですよね。

日本の家は持ち家なので、月々のローン代46,526円がかかりますが、マレーシアのコンドミニアムは家賃RM3,300=約108,900円です。

当初はもっと安い部屋(月8万円くらい)を内見して即座に申し込んだのですが、その後青ざめた不動産屋さんから連絡がきて、「オーナーが ”あの部屋もう他の人に貸しちゃった” と言っていまして…」という(苦笑)。

事前に不動産屋さんから「オーナーの対応が良くない」とは伺っていたのですが、もう他の人に貸しちゃってたからなんですかね?もしくは日本人に貸したくなくて嘘をついたんですかね?

どちらが先なのかはわかりませんが、マレーシアの洗礼を受けましたね。

そして現在の部屋になりました。こちらはオーナーさんもしっかりした方だし、部屋も新しくて綺麗で広い。子どもたちがのびのび暮らせる環境に恵まれ、感謝しています。

とはいえ…月8万円だと思っていたので、若干割高に感じてしまいますね。

【貯める力】自主的にやっている節約術

さて、固定費以外にも、徹底的に出費を見直している私。

というのも、夫が再就職してくれたものの、私が専属産業医として働いていた時と比べると、世帯収入が激減しているからですね。

自分が節約できるものならできるだけ節約して、子どもたちのために使いたいと思っています。

「ケチケチしてんな」と思われても仕方ないんですが(笑)、当の本人は結構楽しんでいるんですよ。

何か参考になることがあれば幸いです!

外食は控える

マレーシアの外食費は日本と比べても割安のことが多いですが(もちろんお店によります)、それでも自炊した方が圧倒的に安くできるのは事実。

なので私は自分一人で外食することはありません。子どもたちが一緒の時の楽しみにとっておきます。

私は自炊が好きなので全然苦になりません!

note(ノート)

はじめに皆さんこんにちは、マレーシア在住のTAiRA(たいら)です。 今回の記事では「マレーシアの外食」をテーマ…

お酒は飲まない

本当は毎晩飲みたいんですよ…でも私は日本でも機会飲酒にとどめていました。

夫が晩酌するので酒代がかさむんですよね、自分は我慢です。

ちなみにマレーシアはイスラム教を国教としており、イスラム教の人は飲酒を禁止されています。

なのでスーパーにお酒は売っていますが、日本よりも割高です。

「安いお酒を探し回る」よりも、「飲まない!」のが一番安いです。

水筒を持ち歩く

日本ではペットボトル派でしたよ。水筒を洗うのも面倒だと思っていたので。

ですが、マレーシアではみんなミネラルウォーターを入れた水筒を持ち歩いて、こまめに水分補給しています。

なので私も子どもたちも、当たり前のように水筒を持ち歩くようになりました。

当然ですが、飲みきりサイズのペットボトルを購入するよりも安く済んでいます。

美容院に行かない

あっ、待って、引かないでください!

何で美容院に行かないかというと、「行く必要がなくなったから」です。

私は日本では天パに縮毛矯正をかけていましたが、常々「縮毛矯正にかける時間もお金ももったいない」と感じていました。

なので、マレーシア移住を機にショートヘアにして天パくしゃくしゃヘアーに。たまにハサミで長さ調整したり、襟足をバリカンで剃れば簡単に維持できます。

こんな天パヘアー、美容院に行ったところで(縮毛矯正をかけないなら)、大して変わらないと思うんですよね。

これで年間45,000円ほど節約できています!

基本的にメガネを使用する

元々は圧倒的コンタクトレンズ派だったんですが、マレーシアで結膜炎になったのをきっかけに、メガネ派にシフトしました。

コンタクトレンズは地味に出費がかさみますからね。メガネに慣れておいた方が後々のために良いかなと。

ですがオンライン医療相談バイトの時、メガネに光が反射してしまったので、それ以降オンライン医療相談バイト時はコンタクトレンズにしています。

あとは、本気でウォーターパークで遊ぶ時もコンタクトレンズですね(笑)。

これで年間65,000円ほど節約できています。

まとめ

日本にいた頃、私は支出には無頓着で、「圧倒的に稼ぐ!」ことしか考えていませんでした。

しかし、支出を見直してみると、今まで必要のないことに多くのお金を払っていたということに気が付きました。

稼げる人からすると「たった◯万円節約したところで何になるの?」と思うかもしれません。

しかしその◯万円が浮くことで、「本当に必要なこと」にお金を回せるようになるのです。

我が家の場合、それは子どもの将来のためになること(投資含む)に回しています。

何より、「追加の労働をしないでも誰でも◯万円生み出すことができる」というのはすごいことだと思います。

私は今、「我が家に本当に必要なお金はどれくらいなのか」考え、「もっとお金を大事に使おう」と意識して過ごすことができるようになりました。

日本でたくさんお金を稼いで、たくさん使っていた頃よりも、心穏やかに暮らせているんです。世帯収入が減ってしまったのに不思議ですよね。

これは、「貯める力」を鍛えて支出を減らすことができれば、少ない収入でも暮らしていけるという安心感を得たから。

つまりお金に追われる日々から解放されたからだと思います。

もし皆さんの中に、お金の使い方に悩んでいる方がいらっしゃるのでしたら、是非『お金の大学』で「貯める力」の鍛え方を学んでみてください。

皆さんも節約で心穏やかに暮らせるようになること、心よりお祈り申し上げます。