皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。
過去記事でも書きましたが、私は大学院生時代、様々な医師バイトをしていたので、
「このままフリーランスで生きていくのもいいかなー」と思っていた時期がありました。
医師であればフリーランスで十分な収入を得られますし、総合病院の常勤医などより労働条件もずっと良いですよね。
しかし、結果的にフリーランスになるのはやめました。今回はその理由について書いていきたいと思います。
この記事はあくまで私の場合ですが、転職の選択肢としてフリーランスも考えている方の参考になると思います。
是非ご一読ください。
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【転職】フリーランスのメリット BEST 3
フリーランスは、医師の場合、特定の医局や病院に属さず、非常勤バイトやスポットバイトで独立して生計を立てている人のことを言います。
私が考えるフリーランスのメリットBEST3は下記です。
- 自由(収入、勤務日数、業務内容等)
- 様々な仕事が経験出来る
- 時間外労働や雑務が少ない
最大のメリットはやっぱり「自由」だと思います。
それぞれのライフスタイルに合わせて収入、勤務日数、業務内容等を選ぶことが出来ます。
「ガッツリ稼ぎたいから週5外来で日当直も入れる」
「家族と過ごす時間が欲しいから週2外来のみ」
という感じですね。ちなみに私は当時「ガッツリ稼ぎたい派」でした(笑)。
やってみて合わない仕事には早々に見切りを付け、合う仕事だけ続ければ、ストレスも抑えられます。
(目上の先生から引き継いだバイトではそうもいかないでしょうが・・・)
そして、「様々な仕事が経験出来る」のも、私のように進路を迷っている医師には有り難いことです。
私は大学院で研究をしながら、臨床医の仕事、産業医の仕事、行政の仕事を経験しました。
それによって自分の適性を把握したり、柔軟性を鍛えることが出来ました。
そして「時間外労働や雑務が少ない」というのもあります。
総合病院の常勤医として働いた経験がある方なら分かると思いますが、時間外労働も雑務も当たり前ですよね。
私は、患者退院後も退院サマリーや保険の書類を書かされるのが苦痛で、「病棟管理したくない」と思っていたくらいです(笑)。
一方、バイト医は基本的に、決められた時間内に決められた業務のみを行い、後は颯爽と帰宅します。
それ以上の仕事は、残っていたとしても常勤医師に引き継がれるのがほとんどです。
フリーランスのメリットを見ると、「こんなに良い仕事ないな!」と思ってしまいますね。
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【転職】フリーランスのデメリット WORST 5
さて、次はデメリットです。
- 休んだら無収入
- 移動が大変
- 長期的な視点で仕事をする必要がない
- 税金・確定申告が大変
- 都合良く使われる可能性がある
当然ですが、「休んだら無収入」となります。当時の私にとってはこれが最大のデメリットでした。
というのも、うちの夫は専業主夫。私が稼がなくてはいけません。
さらに、当時はまだ子どもがいなかったので、「いずれ子どもを持ちたい」と考えていました。
妊娠・出産で自分がどのような体調になるのか、産後どのような環境で育児をすることになるのか分からず、
「もしかしたら働けなくなるかも…」と思うと不安でした。
また、私は一日に複数のバイトを掛け持ちすることも多かったので、単純に「移動が大変」でしたし、
「長期的な視点で仕事をする必要がない」ことが段々物足りなく感じるようになってしまいました。
例えば、現在の専属産業医の仕事では「数年かけて衛生部門の体制を整える」という使命があります。
そのため時間をかけて社員との信頼関係を築いたり、業務内容を見直し続けたりしているわけですが、バイト医の立場だと組織にそこまで深く関わる必要がありません。
これは向き不向きもあるので、一概にデメリットと言えませんが、同じように感じる方もいると思います。
さらに、稼ぎ過ぎてしまって(笑)、「税金・確定申告が大変」でした。
そして、バイト医は「都合良く使われる可能性がある」ことも書いておこうと思います。
あくまで私の経験ですが、
「バイト先の診療所の院長が、髄膜炎の高校生を木・金と連続で診察していたにも関わらず、土曜日にバイトに来た私に『他院に紹介してください』と手紙を残している→外来を止めて受け入れ先を探したが、土曜日なので近隣はどこも受け入れ困難で(専門医がいない等)、結局遠方の病院になってしまった」、
…といったこともありました(遠い目)。
まあ、こんなことは、それまで経験してきた仕事の苦労と比べたら大したことないのですが。
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【転職】専属産業医の道へ
転職を機に不安の芽は全て摘み取ることにし、結果的に専属産業医の道を選びました。
これが大正解!!!専属産業医になって良かったと、心から思いました。
専属産業医になってからも週1日、訪問診療のバイトを継続していたのですが、妊娠し、酷いつわりに苦しみながら働いていました。
一方、専属産業医の仕事はデスクワークが主でマイペースに出来ることが多く、つわりの時期やお腹が大きくなってきてからも大変助かりましたし、
年俸制なので産休中も通常通りの給与をいただくことが出来ました。
(専属産業医の雇用条件は企業によって異なりますので、全ての企業で当てはまるものではありません)
妊娠した女性医師は、臨床現場でどのように働いているのでしょう…本当に大変だと思います。
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まとめ フリーランスの可能性は大 今より一歩自由に
とはいえ、今後のライフスタイルによってはフリーランスで暮らしていくことも全然あり得ると思っています。
うちの企業健診に派遣されてきた先生は、元は診療所をやっていたが親の介護のために閉院し、フリーランスに転向したとのことです。
健診医として長く活動してきたとのことで、人当たりが良く、診察もテキパキこなしてくださいました。
医学界は新専門医制度等で、医師の自由な働き方を制限する流れになってきていますが、
社会的には自由で多様な働き方が浸透してきています。
それにより、敢えて専門医資格を取らず(維持せず)、フリーランスになって自由に楽しく働く道を選ぶ医師も今後増えてくると思います。
あなたはどうでしょうか。
あなたがどのような道を選んでも、今より一歩、自由になることを願っています。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。働き方に悩んでいる皆さん、転職活動していますか?当ブログは「働き方に悩んでいる臨床医」を対象に始めた「医師転職ブログ」なので、当然、これまでオススメ医師転職サイトの紹介もしてきました。[…]
<2024年10月17日追記>
大好きな専属産業医の仕事でしたが、2024年3月末で退職しました。
退職の理由は海外移住です。
海外移住後はフリーランス医として、オンライン医療相談のバイトなどをしています。
フリーランス医の生活、満喫しています!
↓ オンライン医療相談の体験記事も、是非ご覧ください ↓
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。今回は私がやっている副業のひとつ、「オンライン医療相談」についてです。医療相談サービスの手段として電話やチャットも一般的ですが、私がやっているのは画面越しにお話しするタイプです。※実[…]
『医師転職のススメ』シリーズのご紹介
当ブログの集大成となる「医師転職」に特化した内容で、前後編の2部作です。
『医師転職のススメ〜「転職したくなる!」前編』(著:更紗)
- 臨床医の過酷な労働環境
- あまり機能していない、臨床医を守る手段 など
『医師転職のススメ〜「転職を成功させる!」後編』(著:更紗)
- 転職を学問として学ぶ
- 医師転職の具体的な手順 など
- Kindle Unlimited 加入者は無料で購読可能
- ブログの内容そのままではなく、「原因自分論」や「タイムバケット」といった、より良い人生に必要な考え方を加筆
- 体系的にブログのまとめを読むことが出来る
ブログ記事も増えてきたので、「ブログだと、どの記事を見ればいいか分かりにくい…」という方もいると思います。そんな方にこそ電子書籍はオススメです!
Kindle本の発売報告!皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。X(旧Twitter)も見てくださっている方は既にご存知だと思いますが、Kindleで、新刊2冊、連続で出版しました〜!ヽ(=´▽`=)ノ当ブログの[…]