※アイキャッチ画像は商品ページ画像を拝借しました。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。
当ブログでは、これまで「科学的にアプローチする」職業選択の本を紹介してきました。
医師であれば誰でも科学的根拠に厳しいとは思いますが、
ご自身が本当に悩み苦しんでいる時には、「科学的根拠が無くとも救いが欲しい」とは思いませんか?
端的に言うと、スピリチュアルな救いが欲しいと思いませんか?
今回は、とある書籍を基に、スピリチュアリズムの観点から仕事を見つめていこうと思います。
今回ご紹介するのは、『スピリチュアル ワーキング・ブック』(著者:江原啓之、出版:三笠書房)です。
江原さんはスピリチュアリストとして有名ですので、ご存知の方も多いと思います。
「スピリチュアリズムって、何かふわふわしているんでしょ?」とお思いの皆さん、
江原さんはとっても現実主義者で厳しいです(笑)。だからこそ、私は江原さんの言葉を信じます。
そんな意外性も含めて、今回の記事を楽しんでいただけたら幸いです。
そして、皆さんの仕事に対する悩み・苦しみが少しでも軽くなることを願っています。
是非ご一読ください!
「医師を辞めたい」過酷な労働環境で、誰もが一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。 もしもあなたが、今まさに「医師を辞めたい」と考えているのだとしたら。私は「どうぞ、いつでも辞めていいですよ[…]
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。臨床医として働く皆さんは、「医師の自殺率が高い」ことについて日々実感しているのではないでしょうか。私も臨床医時代は、「一生こんな生活が続くのか。過労死するか過労自殺す[…]
【天職・適職】スピリチュアリズムは健康に不可欠
まずは、スピリチュアリズムと健康との関係について考えていきます。
日本WHO協会では、健康の定義について下記のように記述しています。
1947年に採択されたWHO憲章では、前文において「健康」を次のように定義しています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」
(中略)
1998年の第101回WHO執行理事会において、「spiritual(霊的)とdynamic(動的)」を加えた新しい健康の定義が検討されました。賛否両論があったのですが、第52回世界保健総会(WHO総会)の議案とすることが決定されました。そして、WHO総会で審議した結果、採択が見送られました。
公益社団法人 日本WHO協会のホームページです。世界保健機関(World Health Organization:WHO…
採択が見送られたとはいえ、世界的にも「スピリチュアル(霊的)に満たされた状態」が健康には不可欠であるという認識があるということが伺えます。
スピリチュアリズムは、人々の健康に寄与する医師として学ぶべき学問であると同時に、
皆さん自身が健康的に働くためにも不可欠な要素であると言えます。
では、次からいよいよ、『スピリチュアル ワーキング・ブック』を読み解いていきましょう。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。「頭がいいというのと、仕事ができるというのは違うんだよね…」この言葉にギクリとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。この言葉は、下記書籍の冒頭に綴られていたものです。[…]
【天職・適職】私たちは、感動するために働いている
あなたは何故、何のために、仕事をしているのですか?
お金を稼ぐため?
人から評価してもらうため?
それとも、生きがいを見つけるためでしょうか?
私たちがこの世に生まれてきたのは、様々な体験を通して感動を味わうためです。
感動することで、魂を磨き、成熟させて、やがて魂の故郷へと帰っていく。
それが私たちの使命です。
働くことを通して、私たちは様々な喜怒哀楽を味わうでしょう。
その全てが、あなたの魂を磨く感動です。
そんな感動を積み重ねていくことで、あなたは初めて「幸せ」を手にすることが出来るのです。
ですから、「出来ることなら働かずに暮らしたい」と考えるのは、本当の幸せを手に入れるチャンスをみすみす放棄するのと同じことです。
スピリチュアリズム 8つの法則
スピリチュアリズム 8つの法則は、あなたが幸せな人生を送るためのちょっとした心構えです。
そして、仕事をしていく時にも必要な考え方です。
仕事が上手くいかない時、やりがいを見出せない時、何をやりたいのかを見失っている時、
仕事が順調にいっている時でも、常に心に刻んでおいてください。
きっと、あなたの心の支えになってくれるはずです。
<スピリチュアリズム 8つの法則>
- スピリットの法則:私たちは、肉体と魂(スピリット)が折り重なって生きています。
- ガーディアン・スピリットの法則:どんな人にもガーディアン・スピリット(守護霊)が存在します。
- グループ・ソウルの法則:あなたもどこかのグループ・ソウルの一員です。
- ステージの法則:あなたが進むステージを決めるのは、魂がどれだけ深く学び輝いたかということなのです。
- 波長の法則:「類は友を呼ぶ」ということわざと同じです。
- カルマの法則:自分のした良いことも悪いことも、全て自分に返ってきます。
- 運命の法則:宿命は変えられませんが、運命は変えられます。
- 幸福の法則:嬉しいことも嫌なことも、全てがあなたに必要な感動です。
③グループ・ソウルの法則に補足します。
スピリチュアル・ワールドでは、スピリットたちは幾つもの集団になって存在しています。その一つをグループ・ソウルと呼びます。
水の入った一杯のコップを想像してください。
これをグループ・ソウルだとすると、あなたはその水の中の一滴です。
その一滴がコップから飛び出し、現世へと生まれてきたのです。
現世で魂の曇りを磨き、より浄化させて戻ってくると、コップの水も少し浄化されます。
そうやって現世への再生を何度も繰り返し、より透明な水になっていくわけです。
このグループ・ソウルの中に、あなたを見守り、サポートしてくれるガーディアン・スピリットの存在もあるのです。
⑤波長の法則に補足します。
あなたが何かを心に強く思う時、その思いは波長となって、あなたの周囲の全てに大きな影響を与えるのです。
人の心が発する波長は、同じ性質の波長のものを引き寄せるという法則があります。
これが波長の法則です。「類は友を呼ぶ」ということわざと同じです。
良い仕事をするためには、ポジティブな波長を出すことが絶対に必要です。
そのためのポイントは三つ。「思い」「言葉」「行動」です。
このすべてを明るく、前向きにしていれば、波長は高まります。
高い波長は必ず良い結果を運んでくるのです。
⑦運命の法則に補足します。
宿命と運命は違います。
宿命とは、性別や国籍、家族、容姿など、生まれる前から決まっていて、自分の力で変えることは出来ないものです。
自分の力で変えられるものが運命なのです。
仕事をしていると、様々な人と出会います。
誰と出会うかは、宿命です。縁の無い人とは出会えません。
けれど、出会った人と、どういう関係を築いていくかは運命です。
運命を切り開くために必要なのは、まず宿命を受け入れることです。
⑧幸福の法則に補足します。
嬉しいことも辛いことも、あなたに必要な経験なのです。
私たちの魂は感動を重ねることでしか磨かれません。
仕事の失敗や挫折もひとつの感動です。
ですから、そういった一見「不幸」と思える経験から、決して逃げようとしないでください。
例え逃げることが出来たとしても、同じことです。
魂の課題を乗り越えられない限り、また同じことが繰り返されるでしょう。
経験から学ぶことが出来て初めて、次のステップへと進めます。
そして、実はそれこそが私たちの本当の「幸福」なのです。
ここで挙げた法則を心に刻んでいれば、何があっても必ず乗り越えることが出来ます。
あなたは見守られている存在です。
それを忘れずに、本当の幸福に向かって力強く進んでいきましょう。
「余白のある暮らし」のススメ皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。皆さんの生活には「余白」、ありますか?私は最近、体調を崩したことをきっかけに「余白のある暮らし」を心がけるようになりました。「余裕のある暮らし」と[…]
【天職・適職】あなたの「天職」と「適職」を探そう
「天職」と「適職」を分けて考えよう
自分に合う仕事が分からない、見つからないと悩む人は沢山います。
けれど、心配することはありません。あなたに合う仕事は必ずあります。
誰でも必ず仕事で幸せになれるのです。
仕事について考える時、まず知っておいていただきたいのは、自分に合う仕事には二種類ある、ということです。
それは、「天職」と「適職」です。
「適職」とは、あなたが生まれつき持っている資質の中で、「お金を得ることが出来る技能を生かした職業」のことです。
一方、「天職」はお金とは関係ありません。
自分の魂が喜ぶ仕事、例えば、好きで好きでたまらないこと、放っておくと時間が経つのも忘れて没頭出来るようなことです。
そして、その中で自分の理想をとことん追求出来るし、お金にはならなくてもその仕事を通して多くの人に役立つことが出来る。
それが「天職」なのです。
私たちには「天職」と「適職」、両方が必要なのです。
「適職」だけだと、お金は得ても、魂が満足しません。
一方、「天職」だけだと、喜びはあっても、食べていくためのお金は得られません。
その二つのバランスが上手くとれていることこそが、「仕事に幸せを感じる」ための第一歩なのです。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。皆さんは医師という職業を選んだわけですが、現在、その結果に満足していますか?医師になんてならなければよかった…他にもっと向いている仕事があったかも。医師の仕事の過酷さ[…]
「適職」の探し方
生まれながらに得意なこと。無理をしなくてもスムーズに出来ること。
それは誰にでもあるはずです。それが「適職」に繋がります。
「適職」=「自分に向いた仕事」を見つけたい時は、生きがいや使命感はひとまず脇に置いて、自分の「技能」だけを客観的に見る目が必要です。
そのためには、自分自身がよく分かっていないといけません。
どうしても分からない場合は、幼い頃、自分は何で人に褒められたか、夢中になっていたものは何か等を思い出すと見えてきます。
また、仕事は実際にやってみないと分からない部分もありますから、学生時代に色んな種類のアルバイトをしてみることもお勧めします。
アルバイトには、小遣い稼ぎだけではなく、職業選択のために必要な社会見学という意味もあるのです。
その仕事をしている時、自分がどう感じたかをきちんと意識する習慣をつけておくと、尚良いでしょう。
本当の意味での幸せを手に入れられるのは、世間の評価に惑わされず、自分の心の声に正直に生きられる人です。
それは、魂に力のある人なのです。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。皆さんは、これまで医師の仕事をやってきて、「自分は医師に向いている」と感じますか?「自分は医師に向いてます!!!」と断言できる奴はただのヤバイ奴である可能性もあるけどね。[…]
「天職」の探し方
適職に加えて天職をいかに充実させるかが幸せを決める鍵になります。
まだ天職と呼べるものが見つかっていない人は、楽しいこと・やってみたいことを沢山考えてみてください。
自分だけの楽しみから始まって、人の役に立つものが見えてきた時、それが「天職」になる可能性が高いのです。
つまり、自分を喜ばせるためには、人を喜ばせればいいのです。
まずは自由に夢を描いてみることです。
次に、その実現のために、一歩一歩、計画を立てればいいのです。
お金が必要なら貯めましょう。場所が必要なら探しましょう。
そのための情報は、自分から積極的に探しに行けばいいのです。
まずやってみること。
能力や自信は、その後勝手についてきますから大丈夫。
「医師を辞めたい」過酷な労働環境で、誰もが一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。 もしもあなたが、今まさに「医師を辞めたい」と考えているのだとしたら。私は「どうぞ、いつでも辞めていいですよ[…]
【天職・適職】今の仕事を充実させるには
謙虚な心を持とう
適職として選んだ仕事が楽しくて仕方がないというのであれば、それはとても素晴らしいことです。
けれど、どんなに楽しい仕事でも、時には落ち込むような出来事があったり、自分の実力が付いていかずに悩むこともあるでしょう。
中には、仕事に全く楽しみを感じられないという人もいるかもしれません。
確かに、毎日長い時間を費やしている仕事ですから、そこにやりがいを見出せなかったり、不満があったりすると辛いでしょう。
けれど、そんな時こそ、謙虚な心を忘れないでください。
適職とは、あくまであなたが毎日を生きていくための仕事。
天職で喜びを得るために、どうしても必要なお金を生み出してくれる仕事なのです。
そう考えると、「働かせてもらっている」「お金を稼がせていただいている」という気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。
「ここで働けてありがたい」と心から思えるようになると、毎日が変わってきます。
どんな仕事でも、喜びや楽しさが感じられるようになるのです。
自分の能力を尽くそう
仕事に対して「自信がない」「私なんかダメ」という人は、驚くほど沢山います。
この「自信がない」という態度は、一見、謙虚に見えます。
厳しい言い方ですが、実はそれは傲慢な態度です。
私たちは、みんな落ちこぼれの天使。未熟な部分があるからこそ、それを乗り越えるために現世に生まれてきた、スピリットの存在です。
だから、自信が持てなくて当たり前なのです。
仕事をする上で大切なのは、「自信」があるかないかではなく、自分の持つ力をどれだけ尽くせるかです。
何故なら、仕事をするということは、自分の最大限の能力を捧げる、ということだからです。
自分の能力を提供して、対価をいただく、それが仕事です。
「自信」があるとかないとかを考えるよりも先に、ただひたすら、自分の能力で、どこまで相手に喜んでもらえるか、そのことを考えた方がいいのです。
もし力がまだ足りなくて、結果が出なかったとしても、それは受け入れるしかありません。
受け入れて、また力をつけて、もう一度挑戦すればいいのです。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。今回は上手な退職の方法についてです。というと、「そんな方法あるわけない!」という声が聞こえてきそうですが(笑)、一般的に、常に人手不足で激務な医療界で、医師の退職[…]
鈴木おさむさんの引退宣言皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。2023年10月12日、放送作家の鈴木おさむさんが「2024年3月31日に、放送作家業と脚本業を辞める」と報告されました。鈴木おさむさんといえば、「SMAP×[…]
【天職・適職】良い転職をするためには
波長を高めて時機を待とう
転職の話がある時は、じっくり見極めることが必要です。
果たしてこの転職が、自分にとって「チャンス」といえるのかどうか。
収入を増やすチャンス、やりがいを増やすチャンス、自分を高めるチャンスなのかどうか。
そして、今の自分自身の波長を振り返ってみてください。
今の仕事にある程度は満足していて、このままでも別に不満はない状態なのか。
反対に、今の仕事が嫌でたまらず、逃げ出したいと思っているのか。
今、自分のテンションが低いと思うなら、転職は見送る方がいいでしょう。
かなり満足していてテンションが高いと思うなら、チャンスだと信じて飛び込んでもいいかもしれません。
その見極めが出来るのは、あなた自身しかいないのです。
テンションの低い時は、転職の話自体、無いことの方が多いものです。
そういう時は、じっと耐えて、運命の流れを静観するしかありません。
ただし、何もしないでいいというわけではなく、転職に必要な技能を磨いたり、資格を取る、情報を収集する、などの努力は必要です。
また、今の職場に不満があるなら、それを解消するための方法を、少しずつでも考えてみることです、
そうやって、テンションを高めていれば、いつか必ず時期がきます。
良い条件の転職先が見つかったり、今の職場環境が改善したりするのです。
焦らず、腐らず、じっとチャンスを待ちましょう。
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。これまで、臨床医がより良い働き方を得るための手段の一つとして転職を勧めてきたこのブログですが、医師転職サイトって沢山あり過ぎて、どれを選べばいいのか分からない…。[…]
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。皆さんも、「石の上にも3年」(意味:辛いことがあっても3年間は耐えるように)という言葉をご存知だと思います。実は私も、今の会社に「最低でも5年間は勤めよう」と決意して入職しました。[…]
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。働き方に悩んでいる皆さん、転職活動していますか?当ブログは「働き方に悩んでいる臨床医」を対象に始めた「医師転職ブログ」なので、当然、これまでオススメ医師転職サイトの紹介もしてきました。[…]
まとめ 人事を尽くして天命を待つ
「あなたに合う仕事は必ずあります。誰でも必ず仕事で幸せになれるのです」
この江原さんのメッセージで、救われた人も多いのではないでしょうか。
この記事には書ききれませんでしたが、本書では他にもお金の使い方、時間の使い方、自分磨き等、仕事をしていく上で有用なテクニックが紹介されています。
ご興味のある方は、是非書籍を手に取って読んでみてください!
※市販されているのは紙の書籍のみです。電子書籍は、下記のサイト「日本スピリチュアリズム協会図書館」で読むことが出来ます。会員登録およびポイントの購入が必要です。
私はこれまで、人生で迷う度に、スピリチュアリズムに助けてもらってきました。
科学的根拠にうるさい医師でありながら、スピリチュアリズムも信じている私の結論では、
悩んでいる時は、結局「人事を尽くして天命を待つ」しかありません。
具体的には、①ポジティブな気持ちでやれるだけのことをやる、②たっぷり寝る、③機が熟すのを待つ、ということです。これを繰り返します。
そうしている間に自分の思考や環境がクリアになり、迷わず道を選ぶことが出来るようになることが多かったです。
皆さんの悩み・苦しみを解決するほどではないかもしれませんが、是非お試しください!
この記事が、少しでも皆さんのお役に立てましたら幸いです。
『更紗の医師転職ブログ』にようこそ。こんにちは、管理人の更紗(さらさ)と申します。このブログでは、働き方に悩む臨床医を対象に、より良い働き方を考えるのに役立つ情報を提供しています。何故、わざわざそんなことをしているの[…]
皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。過去記事でも書きましたが、私は大学院生時代、様々な医師バイトをしていたので、「このままフリーランスで生きていくのもいいかなー」と思っていた時期がありました。[…]