医師の年末年始の過ごし方【2021年の振り返り・2022年の抱負】

  • 2021年12月28日
  • 2022年3月16日
  • 副業

皆さんこんにちは、更紗(さらさ)です。

2021年12月末で、ブログ開設から丸4ヶ月になります。

これまで更新を継続してこられたのは、私のブログを読んでくださる方々、協力してくれる家族のおかげだと感謝しています。

今回の記事では、「医師の年末年始の過ごし方」「2021年の振り返り」「2022年の抱負」を書いています。

私的な内容多めですが、「年末年始はゆっくり過ごしたい」「医師以外の仕事もやってみたい」という方には参考になることがあると思います。

是非ご一読ください。

医師の年末年始の過ごし方 臨床医時代と専属産業医時代の比較

年末年始、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

年末年始なんて全然ありがたくない。外来は前後にしわ寄せが来て大変だし、どうせ毎日病棟に行かなければならないし、当直もあるし、PHS鳴るし・・・。

臨床医であれば、そのような状況の人もいるのではないでしょうか。本当にお疲れ様です。

私も臨床医時代は、年末年始も忙しく働いていました。

「あけましておめで当直(大晦日の救急外来当直)」に当てられることも多かったです。

当時働いていた病院では、いくら働こうとも「残業時間は0時間と申告する」ルールがありました。

なので、病棟管理のため土日祝に出勤しても、「勤務していない」扱いでした。つまりタダ働きです。

5月の大型連休や年末年始等、休日が多い月は給料が減額されて辛かったです・・・。

世の中の楽しそうなムードと、自分の置かれた状況とのギャップも精神を削っていきました。

世の中の人と同じように、土日祝や年末年始は休める仕事につきたいなあ。

切実にそう思い、専属産業医に転職して、今年は12月24日のクリスマスイブで仕事納めでした。

今は、家族と穏やかな年末休みを過ごしています。転職して本当に良かったと思います。

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2021年の振り返り①電子書籍発行

2月に労働衛生コンサルタント(保健衛生)口述試験を受験し、一発合格しました。

その後、私の合格を知った知人から、試験対策について悩んでいると相談されました。

話を聞いて、「その方法ではきっと合格出来ない」と思ったため、講習会・書籍等の準備から具体的な勉強方法まで、詳細にアドバイスをしたところ、大変感謝されました。

「私の経験なんて何の価値も無いと思っていたけれど、同じような情報を必要としている人がいるかもしれない」と思い、

5月にKindleで試験対策本を発行しました。

<ちょっと書籍の宣伝>

「資格取得を目指す方に、一番最初に読んで欲しい本」というコンセプトで書いた、準備編となります。

というのも、本番直前に使えるような想定問答集は既に沢山発行されているのですが、

それ以前の準備・勉強方法に関するまとまった内容の書籍は当時ありませんでした。

まずは正しい準備・勉強方法を知ることが効率的な試験対策に不可欠だと思い、そういう内容にしました。

Kindle Unlimited加入者は無料です。発行以来、おかげさまで毎月安定してご購読いただいています。

誰かのお役に立てていることが何よりも嬉しいですね。

(↓2022年3月15日追記)

対策本の第2版を発行しました!新型コロナウイルス感染症の影響について追記しています。

2021年の振り返り②ブログ開設

「電子書籍をもっと発行したい」と思いつつも、職場で職域接種が始まり、制作に集中出来ない日々が続きました。

また、電子書籍は一度発行すると気軽に修正出来ないというのもネックに感じていました。

ちょうどその頃、今後必要になってくる子どもの養育・教育資金について不安に感じていたので、『お金の大学』(著者:両@リベ大学長、発行:朝日新聞出版)を読みました。

そこでオススメの副業として紹介されていたのが、以下の8つです。

  1. せどり
  2. プログラミング
  3. ウェブデザイン
  4. 動画編集
  5. ハンドメイド
  6. アフィリエイトブログ
  7. You Tube
  8. デジタルコンテンツ販売 ←電子書籍販売等

偶然にも、私はデジタルコンテンツ販売の副業を始めていたのです。副業という意識が無かったので驚きました。

コロナ禍でリモートワークが推奨され、社会の働き方が大きく変わっているのを感じていましたが、

私の専属産業医としての働き方はあまり変わらず、時代の波に乗れないことに一抹の不安を覚えていました。

「専属産業医として働けなくなっても、家族を養っていけるようにならなくてはいけない。」

「ウィズコロナ時代・アフターコロナ時代に、Webスキルは必須なのではないか。」

そう思い、独学でWebスキルを身に付けるため、上記のオススメの一つである、ブログを副業としてやってみることにしました。

ブログを選んだ一番大きな理由は、PC一つですぐに始められるし、失敗したとしてもリスクが低いからです。

8月にこの「更紗の医師転職ブログ」を開設。

9月にTwitterアカウントを開設。

現在、ブログ開設から丸4ヶ月。更新を継続出来ています。

小さな子どもがいながら、これだけのチャレンジをしてこられたことが自分でも意外なのですが、

自分の自由時間がわずかだからこそ、やりたいことが明確になり、短時間で効率良く集中して取り組めたのだと思います。

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2022年の抱負①副業を続ける

  • 現在発行中の電子書籍の内容を更新して、第2版を発行する。
  • ブログの更新を継続する。

これを読んでいる方にとっては、大したことない抱負だと思われるかもしれませんね(笑)。

電子書籍やブログに書きたいネタはいっぱいあるのですが、時間の制約と体力の限界で、思うように捗りません。

「独身であればもっと副業出来たなあ・・・」と思うのですが、

今は家庭を最優先に生きていきたいという気持ちが強いので、副業は家族に迷惑がかからない範囲内で、というルールを設けてやっています。

その時の自分の生活スタイルに合わせたペースで、無理なく長く続けていければよいと思っています。

2022年の抱負②仕事と家庭のバランスを見直す

私事ですが、年末休みと同時に産前休暇に突入しています。

まだ今後どうなるかは分かりませんが、脳内シミュレーションで子ども1人と2人では親にかかる労力が全然違うということを感じているので、

専業主夫の夫が倒れてしまわないよう、私が家庭に関わる時間を増やさなければなりません。

既に最大限家事・育児に関わっている私が削れる時間は、仕事の時間のみです。

よって産休明けの仕事は時短勤務とさせてもらうことになっています。

時短勤務を許される環境で、本当に有り難いです(しかも年棒制なので給与はそのまま)。

復帰後も専属産業医として、誠実に仕事をしていきたいと思います。

2022年の抱負③体調管理

医師であれば、冬は特に大量に風邪・インフルエンザ患者の診察をしますよね。

私はそれらを貰うこともなくいつもピンピンしていたので、自分の免疫に根拠の無い自信があったのですが、

今年は2回も風邪をひいてしまいました・・・(子どもの風邪をもらった)。小さい子どもとは濃厚接触せざるを得ないことが分かりました。

コロナ禍だからかなり気をつけて過ごしていたんですが、妊娠中で免疫が弱っていたせいもあるでしょうね。

風邪をひきながら・でかい腹を抱えながらの育児は大変でした。2022年は風邪をひかないようにしたいです。

また、産後の体調管理もしっかりしたいと思います。第一子出産後はかなり体がボロボロになり、立ったり歩いたりするのも困難でした。

ずっと家に引きこもってワンオペ育児をしていて、運動・食事・睡眠が疎かになったからだと思います。

私は「夫は専業主夫で、家事は積極的にやってくれるから、育児にも協力的だろう」と勝手に思っていたのですが、そんなことなく、私の産休中は一切育児をしてくれませんでした(笑)。

私が仕事復帰してから、日中夫が一人で育児をするようになり、やっとその大変さを理解してくれました。

第二子出産後は、ワンオペではなく、夫と一緒に育児をしたいです。

体を休めつつも適度に運動して、よく食べよく寝て、体調を整えたいと思います。

まとめ 年末の挨拶

2021年もあとわずか。

働き方について悩んでいる人にとっては、相変わらず大変な一年だったでしょうか。

来年は、皆さんのその悩みが、わずかでも和らぐことを願っています。

そのためにこのブログが少しでもお役に立てれば幸いです。

来年またお会いしましょう。良いお年を!